岩手県奥州市の漢方相談の店|くすりのオーパ

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くすりのオーパ徒然「冬の楽しみ」

一月の二十五日は旧暦の元旦です。
季節の動きは旧暦に沿っている気がします。
小さい頃の正月は新暦と思いますが、雪もたっぷりあり、寒さは今の日ではないが楽しみはたっぷりあった。

父が町から買ってきた「たんきりアメ」を近所に売り歩き、小遣いにした。
こたつではフトン針に糸をつけ、ミカンのヘタめがけて刺す!
ミカンつりだ。
そのうち家族でカルタとり。
「犬も歩けば棒に当たる~」
「猿も木から落ちる~」
「論より証拠~」
聞き漏らすまいと耳をそばだて、目は絵札をみる。
テーン!ととる。

子供たちへの訓話であった。
外はシンシンと雪。火鉢には鉄瓶がチンチンと音をする。
湯気が立つ。

小正月(旧暦の1月15日)は雪の山へ入り、赤い枝のミズキを切って来る。
ご近所みんなでモチをつき、ミズ木に飾る。
大人の世話役は数日前から子等に踊りを教え、当日は門付けをして小遣いを稼ぐ。
世話役に酒がふるまわれる。
あの頃は雪が嬉しく、長靴の口をしばり、シバレル時は行き渡りもできる。
誰かがつくった木の枝と雪で作った落とし穴にズボッとはまり。
踏み固めてテカテカにした道で、誰かがステンと転ぶのを大笑いして喜ぶ悪ガキもいて、雪とは本当に遊んだ。

手足をしもやけにして、コタツに入るとジンジンしてカユイ。
そんなのことは何ということもなかったあの頃。

火棚から下がった自在鉤にかけた鉄ナベの中には温かい果報ダンゴ。
「ホレっ」と果報の小銭が入っているらしい果報ダンゴを椀に入れる母。
横座から父がニコニコしながら「食え!果報あったが?」

あれは何月だったか忘れている。
やたらと走馬灯のようにあの頃が頭を駆け巡る。

正月に風邪で寝込み弱気になったせいか、歳が重なったせいか。
寝ながらツラツラと店は大丈夫かち老婆心が働くが、娘らはしっかりしている。
オタオタしているのは自分だけ。
やっと店に出るようになり、いつもの口が先で、イスに尻が付きっぱなしの母に、安心と、ア~またうるさいという表情の二人を前に、やっぱりここが自分の居所。
長年の習慣が途切れると心まで寝込むらしい。
もうひとガンバリ。
年齢のせいなどと言っている場合ではない。
92歳の義母に負けないよう、シャキッと、シャキッとだ。

雪が解けたたろ氷(タロヒ)に陽があたり、キラキラ光、タツンタツンとしずくの落ちる春も来る。
が、今年は温かい。
春の知らせの雪解けける様は今年は見ることができるのかという程、雪のない冬ですね。
それでも風邪の時期です。

ご自愛ください。
2020年02月17日 17:51

くすりのオーパ徒然「初めての将棋」

お元気でお過ごしでしょうか。
庭のヤマボウシの実はザクザクなり、ラッキーのおやつに毎日落ちてくる。
柿の実も豊作。
少しずつ秋色に庭も染まりつつあり、朝夕も涼しくなってまいりましたが、まだ残暑厳しいです。

涼しくなったためか、蚊が元気になって薄暗い草の間から秘境にも音もなく、チクリとも言わず服の上からでも刺す。
モウレツなかゆみに不愉快なことこの上ない。

雑草取りの作用は今年はしない!どうせ枯れる!!というわけで、休日はあっちにコロリ、ソファーにゴロリと本を片手にきままに過ごす、至福の時。

今は「太公望」の読み直し。
紀元前千数百年の話。
胸が躍る圧巻の上、中、下巻。

今日はこんな感じで過ごそうか。
が、突然のにぎやかな「声」に「なんだ?!」「あっ、孫が来るんだった」
亭主の立ち日に忘れずに来てくれる。
「やあ、来たね」
体力では追い付かないので、座って相手をしようと初めての将棋。
駒の動かし方は「ドラえもん将棋」に書いてある。

さあ、勝負だ。
う~む。
ヤツも初めての将棋らしいが、呑み込みが早い。
バアバの打つ駒の間違いを訂正しつつ、動かす。
飛車を上手に使う。
手加減などいらない。
若干小学一年生だ。

さすがに父親(わたしの息子)には駒を数個除いてもらっても歯が立たない。
「参りました」と言うんだよ、と「礼」を教えても負けと認めたくないらしい。
言わずに目にブワーっと水をあふれさせている。
とりなしにバアバと一回勝負とする。

「香車」で直進してくる。
「太公望」のようなわけにはいかないが、バアバは弱い!!
「参りました」と言うと、やっと小さな声で父親に「まいりました」だと。
カエルも怖がる孫だが、何とかなりそうな気配だ。
うんうん、
フツウに大きくなれ。
当たり前の人生で良い。
惻隠の心があれば、と何者になるか分からない孫の相手も休日の楽しみの一つだ。

牡蠣がなると医者いらず、といいますが、秋の夜長、ついついと夜更かしにご油断なく。
冬に備えて十分な睡眠をとりましょう。
残暑にもお気をつけてお過ごしください。

令和元年9月
2019年12月10日 12:53

くすりのオーパ徒然「移動する自由」

お元気でお過ごしのことと存じます。

秋の陽は「つるべ落とし」とはよく言ったものです。
暗くなるのが早くなりました。

それにつけても異常気象ですね。
水害になるということは温暖ということでしょう。

家の庭も変です。
ボケの花が切った根元から満開です。
雪が解けて一番に咲くはずの雪割草も満開です。
藤の花も本来は実のなるころ、三房、四房と花が咲いていました。

季節のずれが起きています。
人間の飽くなき欲が自然界にも確実に押し寄せている。
いずれ人にも返ってくる。

孫の時代は大丈夫か、と心が暗くなる。
「一番でなければいやだ」とどこぞのIT社長が言っている。
程よいところが一番ではないかとテレビを見ながら言ってはみても、電気もない、石油もないの生活にはもはや戻ることはできない。
山にこもって自給自足は無理だし、今の心地の良い生活は手放せない。
勝手だあ!

心は痛いが、生きねばならん。
今の時代をスルスルと。

私のせいではないかも、と弁解しつすぐに気は別のところに行く。
庭の雪割草の花と、ボケの赤、もみじの黄色をみて一瞬の罪悪感をわきに置く。

今日は今日、明日は明日、と。

そうだ、今日は暇な日曜日。
ひそかな楽しみの盛岡へでも行こう。
目的は盛岡南も「TUTAYA]
車はガソリンをまき散らして風のように走る。
空は快晴。
青の中に雪をのせた岩手片富士がスッキリと立っている。
道はイチョウの黄色、桜の赤、どうだんも真っ赤。道路の側壁にからまるツタの鮮やかさ。

高速道路でもにぎやかな秋色だ。

目指すは立ち読みならぬ、座ってタダ読みのコース。
気兼ねなく本も選べる。
「湖底の城」にどっぷりつかる。
途中で隣のイオンで昼食をとり、座り読みに戻る。
夕方になってきた。
タダ読みも申し訳なく、「藤沢周平」を買って、今日は良い日とホクホクと帰路に就く。

全く贅沢な日曜日です。
これも運転できればこそ。
最近、免許返納して自由に移動できる手段を失った高齢者は運転している人に比べて要介護になるリスクが2.2倍になると筑波大の研究チームが発表したとか。
運転はやめたが公共交通機関や自転車の外出をしている人でも、リスクは1.7倍だったという。

出かける自由、人と話す楽しみがなくなるから、というのが理由だそうだ。
よ~く解ります。
気兼ねなく出かけられる生活はやっぱり必要ですが、痛しかゆしというところ。

私も気を抜かず頭に活を入れながら運転するこの頃です。
冬はやはり来ます。
インフルエンザも流行っています。
くれぐれもご自愛ください。
2019年11月22日 14:48

子宝最新情報 「筋トレで多嚢胞性卵巣症候群症状が改善する」

The Jouunal of Sexual Medicineから、「筋トレと多嚢胞性卵巣症候群の女性の性機能を改善する」という論文をご紹介します。

 ブラジルのサンパウロ大学の研究チームは43名の多嚢胞性卵巣症候群(以下、PCOS)の女性と、正常な排卵がある女性を対象にして16週間(約4ヶ月)の筋力トレーニングを実施し、その前後で性機能とメンタルの状態の変化について調べました。

改善内容を見ると、筋トレ後、とくに
PCOSの女性に顕著に性欲の改善効果が大きいことが分かりました。

また、不安や抗うつのスコアは、PCOSの女性でも正常な排卵のある女性でも改善することも分かりました。


不妊の原因にストレスが大きく関与することが分かっている以上、これは大きな意味があるのではないでしょうか。
また、PCOSの女性は、そうでない女性に比べて性機能障害やうつのリスクが高いということも言われています。

この研究チームが筋トレに注目したのは、無酸素運動がタンパク質やカルシウムなどの栄養を身体に取り込んで、筋肉や骨を作るような運動であるからとのこと。
筋トレによって基礎代謝が高くなり、PCOS女性に多い脂質や糖質の代謝異常が改善されることも期待できます。

多嚢胞性卵巣症候群

診断基準 ➡ ① 超音波検査で卵巣に小さな卵胞がたくさん見られるほか、排卵しにくい、または無排卵という月経異常 ② 血液中の男性ホルモン値が高い ③ LH(黄体化ホルモン)価が高いという3つの条件を全て満たすことが、最新の基準となっています。

症状 ➡ 肥満や内臓脂肪過剰、また毛深くなる、インスリンの抵抗性が高くなり、糖や脂質の代謝異常などがあり、そのメカニズムは複雑です。

病院での治療 ➡ まず、排卵がうまくいかないので、排卵誘発剤(クロミフェンなど)を使って排卵のチャンスを増やします。なかなか排卵できない場合、さらにステロイド(プレドニンなど)を併用します。それでもうまく排卵しない場合は注射での排卵誘発を行います。ただ、少量過ぎると反応せず、少し多くすると過剰に反応して卵巣が腫れ、血液が濃縮してしまいます。これを卵巣過剰刺激症候群といいますが、そうなると腫れがひくまで治療をお休みすることになります。

要は上手に排卵ができるようになれば良いので、お薬だけに頼らす有酸素運動と筋トレを併用することで、インスリン抵抗性を高めたり、糖や脂質代謝を改善していくことをお勧めします。

漢方でもその助けをすることもできるので、気になる方は一度ご相談ください。



 
2019年08月27日 14:20

くすりのオーパ徒然「今を楽しむ」

お元気でお過ごしのことと存じます。

暑さ、長かったですね。
梅雨もあったようななかったようなで、やっと八月の後半に雨。
恵みの雨で、農家は「畑は湿っただけ」と話されていました。
毎年毎年、「今年はおかしい天候ですね」と会話しているような気がする。
そのうち人間の住めない地球になるかもしれない。

テレビの情報だが、人工知能(AIとやら)が幅を利かせ、人間の脳の細胞を切り取り埋め込んだチップが人間のように活動するらしい。
人の実態はないのに、である。
恐ろしいことだ。
すぐそこまで来ているという。
わずかここ数十年で、進歩(?)したAI。
私たちは大地に足を置き、草の上に寝転がり、虫の声や鳥のさえずりに耳を澄ませ。花々の散る様を楽し気に見て、大いなる宇宙を想像させる空を見て、生身の人間を実感しているが、近いうちにこんな単純なことも消え去ってしまうらしい。

アア、見たくない。考えたくない。
孫の代にはどうなるのだろう。
が、ばあばは先のことなど考えても仕方ない.

今を楽しんだ方がよい。
どうせ死ぬんだもの。
こんなタイトルの本を読んで、うんうん、そうだと思いなおした。
この「すぐ死ぬんだから」は老いてもシャンと生きていく覚悟みたいな本。

成程、老いとはこんなもんだと共感する(このところ老いの話題が多いオーパつれづれであるが、若い人には少々辛いものがある?ガマンしてください)
目もかすんだりするし~、頭もかすんだりするし~恨みも、そねみ、ねたみ、欲もなくなって、あ~あ軽い。
人をうらやむこともなくなり、菩薩の域だと、色々なことが許せるようになると許した数だけ、怒りや恨み、ストレスやこだわりが剥がれ落ちる。
なんという解放感だろう、と語らせている。
(マッ、本の中では許せないことが突然起こり、スッタモンダの挙句の気持ちの有り様をいっているが)

関わりのあったひとが少しずつ、欠けていく時の生き方を私も模索している。
首が前に突き出て、背も丸くなりつつある今、百歳の母が八十の子に「気をつけろ」という気持ちはよく分かるが、注意や気遣いは時には若いもんにはうっとうしい。

確かに口うるさくしないように、と親は思っても、子はそうは思わない。
いつまでも子供に目がいって、否定されて不快この上ないと日を暮らすのはやめよう。

違う人生だと割り切り、一人ひとり違っていいと大好きなキムタクのグループが歌っていたっけ。
オンリーワン。
世界で一人だけの人生。
衰退と言われる今の時に心寂しく思うより、キラキラの太陽の時もあった自分に少し立ち返ろう。
どうせ死ぬんだから。

今日は服を新しく買い、おしゃれして、あまり好きでないがコーヒーでも飲みに行こうか。
グッドラックだ。
秋が忍び寄り、寂しい時季。
ご自愛ください。
2019年08月27日 12:09

くすりのオーパ徒然「ピシッとした人生」

お元気でしょうか。

あじさいが青としてまだある。

例年ならば夏の陽ざしの中でしんなりとして、出番はそろそろ終わりという風なのだろうに、明日も曇りらしい。
明るくサンサンとの太陽のもとで汗をかきながら、西瓜をがぶり、生のキュウリを味噌ごとパクリ。
湧き水のひんやりがが気持ちの良い夏はもう少し待とうか、とボンヤリ考えていたある日、ギンギラギンの若い時もあった我が人生に日暮らしの時期だよ、と再確認の通知が届いた。

これでもかと「高齢」という文字のついた通知書。
検診だの、高齢者用の保険証、年金が減るだと?これでもかと。
しかし今回は「高齢者講習通知書」。
余計なお世話とは言わない。
大事な通知書。
フム、特にこの頃、脳が私の思いとは違う勝手な物忘れでヘキエキもしている。
有難いことです。

思えば20代から約53年ほどの運転歴。
当時女性の運転はあまりない。
しかも「クラウン」などという高級車。
対向車のトラックからヒューと口笛が聞こえた(ような?気のせい?)時もあり(もちろんクラウンは自前ではないが)さっそうと風になっていたような気になっていた。
今、高齢という通知をしょっちゅう聞くとすっかり日暮れの年齢と言われているようで力が抜ける。
いずれにしても行く道だし、分かっています。

マッ、この頃の運転は以前にも増して道端の草木や鳥、空に目が行く。
いわゆる脇見運転。自分としても反省。
友人の車に乗るとお喋りに花が咲き、脳と目はおろそかに。

「ねえ、今の赤信号だったよね」
「うん?曲がる方は青だったよ」
「イヤイヤイヤ」

クラッチがあり、左足でフムブレーキの車に乗っていた名残か、私の左足は妙に力が入る。

それでも車は足。
早めの講習を申し込もう。

足がないと孤独な老人になりかねない。
そのうちホームに入り、風呂、メシ、掃除も人任せ、自力でやることは夜寝るときに目をつぶるくらい、というのはもう少し先で良い。
人生の日暮れの時とはいえ、自分の足で歩いて活動することこそ生きている気がする。
空気のおいしさを感じ、茜の空に感動し、外見はシワクチャでも心はピシッとありたい。

歩けなくなってもピシッと青い空を見たい。
若いもんには順番だから、とオドシ(?)をかけて、くれぐれも少しの迷惑ですがよろしく、と。
ご先祖からの生を堂々と歩きたいものです。
若い者もご油断なく。
あっという間。
ウロウロしているうちに日暮れになるよ。
ゴミ袋にスーパーの総菜のトレーが一杯では体が可哀そう。
少しでも手を加えたものを口にして、老いた者から生きるための智恵を頂いた方が、楽しい人生だよ、と老婆心ながら言っておこうかな?
ピシッとした人生を送るために。

 
2019年08月06日 13:45

今日のお客様「背中に鱗状の湿疹が出た高校2年生の男の子」

高校一年生の男の子。
お母様と一緒にご相談に。

背中に鱗状の湿疹。転々と脂漏性のニキビ?
お腹はあせも、ひじの内側は掻きこわしで、かなり辛そうな状態

お母様自身もアトピーだったようで、息子さんが気の毒でならない、と。
部活などが忙しく皮膚科にいく時間もなかなかとれないとご相談。

食生活(間食含む)が大いに影響しているようだったので、その改善と補助になる機能性食品、塗り薬とちょっとした漢方をお勧め。

1か月後、だいぶ状態が改善したとご報告いただきました。

皮膚は身体を守る器官であるとともに、排泄器官でもあります。
排便、排尿などで排泄しきれなかったものは、いずれ皮膚から出ていくことになります。

スナック菓子やジュースなどの油、糖などをせっせと食べて、代謝に必要なもの(ミネラルやビタミン)が不足してくると色々なところで身体の不調をきたします。

今回は買い食いもやめてもらったので、これ程短期間で改善できたのでしょう。

体質改善には漢方だけでなく、その体調不良の原因となった「食」を見直すことも大切なのです。
2019年06月29日 20:00

くすりのオーパ 今日のお客様 「あまりにもだるい、一月の半分風邪をひいている」

お客様からのご紹介でいらした50代の男性。

いつもだるく寝ても疲れが全く取れない。
中肉中背で見た目は頑丈そうだが、毎月のように風邪をひいている。
病院の検査では特に問題がない。
仕事が忙しすぎるのかな?と。

見た目からもお話の内容からも「肝」が疲れているのはよくわかる。
気もだいぶ不足しているので風邪をひきやすく治りにくい様子。

漢方をお勧めして3日くらいで長引いた風邪は抜けた。
しかしまだ疲れる。

肝の働きを助けて気を補う漢方薬をお勧めしたところ、一月ほどで本当に疲れにくくなったと見違えるようにお元気に。
その後、量をご自分で調整して継続しているが半年間一度も風邪をひいていない
2019年06月28日 13:21

くすりのオーパ 今日のお客様「子供の嘔吐、腹痛、夜泣き」

3才のとてもかわいらしい男の子。

肉や野菜を食べさせると吐いてしまい、心配と若いお母さん。

子供なりに味の好みもうるさいようで、食べられるものが非常に少ない。

お話をしながら漢方薬を舐めてもらうと「これか美味しい」と。
お食事の偏りも心配だったので、お子さんにも美味しく飲める補助食品をお一緒にお勧めしました。

2、3日後にお電話を頂き、
「飲んだ晩から夜泣きがなくなり、吐かなくなった」とのこと。

何よりお母さんもホッと安心されていたのでこちらも嬉しくなりました。

お子さんは漢方の効き目もすなおに出るので、こんなに短期間で改善することも多いようです。
2019年06月28日 13:08

くすりのオーパ徒然 「べったら焼きの思い出」

お元気のことと存じます。

五月は暑かったですね。

六月は梅雨。少しじめっとしています。が、あの暑さを思うとホッとします。

熱中症で運ばれた方も多かった五月。
身内に事が起きました。

六月の始めに姉を訪ねた折、顔を真っ赤にして喘いでいる。
いつもより太くなっている足、よく見ると顔もむくんでいる。
ジェロジェロとしきりにタンを出す。
おしっこもよく出ないと横になり、肩で息をしている。
「これはよくない」とすぐ総合病院に行くも、午後のこともあり、個人の病院に行って下さいと言う。
救急車できたのではないので仕方ないが、歩くのも呼吸も苦しそうな高齢者をまた移動させるのも心配ですので、と事情を理解してくださりようやく診ていただいた。
「検査の数値が大変悪く、心臓と腎臓の肥大、骨に菌も入っている」と即入院。
本人は久しぶりに有料ホームから自宅に戻り、厚い中花の手入れをしたらしい。
ほんの少しの変化も年齢を重ねると危険ということだ。

思えば姉も「イッパダ」(若くて元気)な時もあった訳で、これしきのことではへこたれなかった。
つくづく人は皆老いる~~。

かく言う私も今まさに高齢者の仲間。老いも実感する。

イッパダの時は子等を怒鳴りつつ、毎日夜中まで働き、次の日もシャンとして働いた。
こんな頃の思い出は「べったら焼き」という娘が言う。
いよいよ手持ちもなくなり、米も怪しくなってくると登場する(クレープのようなもの)に野菜を挟みハチミツをつけて食べるのだ。
あの元気バリバリの時、子供によくお使いをさせた。

1、2年生の頃「いちのへストア」は地下道をくぐってすぐ。
「メリケン粉とはちみつ」のメモを持たせて早く行ってきて、と。

ややあって「ないの」と悲しそうな声の電話。
「メリケン粉だよ。ないはずないよ!」
「店員さんに探してもらってもないの」
「あるはずよ」
「でもないって」
「フーム?アッ、小麦粉だった!」

メリケン粉という商品名はあるわけないな。
忙しい頭はメリケン波止場に行って、プッツンしていたらしい。
(明治から昭和初期の人しかわからないかも・・・)

「あのベッタラ焼き、好きだったよ」と苦肉の策だったのに、優しいことを言ってくれる。
幸か不幸かいまだに家が好き、という娘二人に見守られ?お客様のおかげで今暮らせている。
怒鳴りながらも食事だけはしっかり毎日作った私の育て方が良かったのか?

老後という年齢をコツコツと油断せず、死ぬまで生きようと思うこの頃です。
若かったころの話を酒の肴にしてもらえる、幸せな今です。

空は梅雨の色でも、地は色とりどりの花々で明るい。
紫陽花はいよいよ青さを増している。

こんな時期はくれぐれもご油断なく。

ご自愛ください。
 
2019年06月28日 10:10

くすりのオーパ

〒023-0828
岩手県奥州市
水沢東大通り1-1-5

電話番号
0197-24-5439

営業時間 9:15〜19:00

定休日 日曜日・祝日

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