首こり肩こり、不安感と落ち込みがひどい女性のお客様
首から目が痛み、偏頭痛を頻繁に起こすというお客様のご相談。
30代で痩せ型、お子さん二人と旦那様の四人家族。
お話ししていても常に肩を押さえていて辛そうなご様子でした。
肩甲骨付近に常に鈍痛があり、ひどくなると首が引っ張られるようにズキズキ痛むとのこと。
また、お仕事もお忙しく、家事と育児が重なり、イライラして子供に当たってしまう。
注意力が低下して、自分でも記憶力が落ちているように思う。
話しながら泣かれてしまうほど、お辛いようでした。
この方は特に生理前になると頭痛も悪化するとのこと。
首もストレートネックのため、首や肩に負担がかかりやすように見えます。
また、常に痛む場所が決まっているので、その場所の血流を改善することにしました。
また、痛みは脳で知覚するものなので、強いストレスにより痛みの感受性が上がっていると考えられました。
そのため、ストレスを和らげてくれる漢方と併用していただくことにして、この二つを痛いときに飲んでいただくようにお勧めしました。
また、気分の激しい浮き沈みと生理前後の症状から、女性ホルモンのバランスを整える漢方を基本に1日2回、2週間分お出ししました。
その後の経過
2日後にまたご来店になり、「すごく良かった。肩の痛みが全く違うし気持ちよく眠れました」とニコニコしてご報告くださいました。
その後1ヶ月経過する頃には気持ちも安定して、気持ちにもだいぶ余裕ができてきたとのこと。
ただ、疲れた時や気圧の変動で痛みが出ることがあるので、その時には元気を補う(補気)する漢方や、体の余分な水分を除く漢方をお飲みいただきました。
2ヶ月後には、「あの首の痛みはなんだったのか、と不思議に思うほどに痛みがないです」と言われていました。