妊娠検査薬はいつから使うのが正解?
妊活していると、当然気になるのがこちら。
「いつから妊娠検査薬を使えるの?」という疑問です。
妊娠検査薬は、尿に含まれるhCGというホルモンの濃度によって陽性・陰性を判定します。
hCGとは、着床後に分泌される妊娠中に特有のホルモンで、通常、男性や妊娠していない状態では分泌されません。
一般的な市販の妊娠検査薬は「生理予定日の1週間後から使用可能」と表記があると思います。
ただ、妊娠検査薬には2種類あります。
◎hCGが50mIU/mL以上で反応するもの
◎hCGは25mIU/mL以上で反応するもの
hCGが25mIU/mLから検出できるものは、生理開始予定日から使用が可能とされています。
反応されるhCGの量が低いことから早い段階で陽性にでる可能性が高いと言えます。
フライング検査で陰性だからといって妊娠していないと決めつけることは危険です。
それぞれの妊娠検査薬の指示通りの日数で検査を行うことが理想です。
ただ、気持ちとしては「フライング検査をしたい」「早く妊娠しているか知りたい」ということから多くの方が判定日前にフライング検査をされているように思います。
今回お話しした2種類の妊娠検査薬は薬局、ドラッグストアなどで購入が可能ですが、hCGは25mIU/mL以上で反応するものについては取り扱いがない場合や、処方箋窓口での扱いになっている場合もあります。
お店に
で妊娠検査薬を販売されるならhCGは25mIU/mL以上で反応するものお選び頂くとお客様がフライング検査をされても正確に妊娠判定が出やすいと思います。
また、妊娠検査薬は「妊娠診断補助試薬」ですので、
・子宮内に妊娠しているか
・流産していないか
などはわかりかねます。
妊娠検査薬が陽性に出た場合には、すぐに産婦人科に予約の電話をし、適切な時期に受診をするようにお伝えしましょう。