ほてりの原因は冷え?!
最近とくに女性の「火照り」のご相談が増えています。
「火照る」というのは「冷え」とは無関係のように思われますが、実は冷えが進むと火照ってくるのです。
冷たい氷水に手を入れた後、手がポッポと火照ったり赤くなったことはありませんか?
これは急激に冷えたことで、この冷えをなんとかしようと手の血管が広がって、必要以上に血液の流れが良くなった状態です。
「火照る」のもこれと同じで、冷えによるダメージを抑えるための体の防御反応なのです。
火照るから、と夏に冷房の温度をどんどん下げたり、冬でも素足でいると火照りはますますひどくなります。
これを繰り返していると、ある時急に冷房が苦手になったり、冬にしょっちゅう風邪をひくようになります。
火照り(本当は冷え)を放置したことで、冷えが身体に定着してしまった状態です。
冷房にあたると頭が痛くなる、とか、1年に何度も風邪をひくようになると、自律神経のバランスはかなり崩れてきています。
そうなると頭痛やウツ症状、不眠、だるい、便秘と下痢を繰り返すなど様々な不調が起こってきます。
ほてりを感じているうちはまだ「冷えの入り口」にはいったところ。
この時にしっかり身体を暖めて、冷えを取り除くことが大切です。
【冷えの原因はさまざま】
- ストレスからくる冷え
- 更年期からくる冷え
- 間違ったダイエットからくる冷え
- 西洋薬の長期使用からくる冷え
- 冬の寒さからくる冷え
- 夏のうっかり冷え
あなたの冷えはどこから来ていますか?
まず冷やす生活をちょっとずつ見直しながら、漢方で早めに体質改善していきましょう。