岩手県奥州市の漢方相談の店|くすりのオーパ

女性の日本漢方協会認定漢方相談士による漢方相談専門店、くすりのオーパです。子宝相談やその他慢性疾患など、トータルで地域の健康をサポートしています。

ホームオーパブログ ≫ 2020年 ≫

2020年の記事:オーパブログ

くすりのオーパ徒然「冬の楽しみ」

一月の二十五日は旧暦の元旦です。
季節の動きは旧暦に沿っている気がします。
小さい頃の正月は新暦と思いますが、雪もたっぷりあり、寒さは今の日ではないが楽しみはたっぷりあった。

父が町から買ってきた「たんきりアメ」を近所に売り歩き、小遣いにした。
こたつではフトン針に糸をつけ、ミカンのヘタめがけて刺す!
ミカンつりだ。
そのうち家族でカルタとり。
「犬も歩けば棒に当たる~」
「猿も木から落ちる~」
「論より証拠~」
聞き漏らすまいと耳をそばだて、目は絵札をみる。
テーン!ととる。

子供たちへの訓話であった。
外はシンシンと雪。火鉢には鉄瓶がチンチンと音をする。
湯気が立つ。

小正月(旧暦の1月15日)は雪の山へ入り、赤い枝のミズキを切って来る。
ご近所みんなでモチをつき、ミズ木に飾る。
大人の世話役は数日前から子等に踊りを教え、当日は門付けをして小遣いを稼ぐ。
世話役に酒がふるまわれる。
あの頃は雪が嬉しく、長靴の口をしばり、シバレル時は行き渡りもできる。
誰かがつくった木の枝と雪で作った落とし穴にズボッとはまり。
踏み固めてテカテカにした道で、誰かがステンと転ぶのを大笑いして喜ぶ悪ガキもいて、雪とは本当に遊んだ。

手足をしもやけにして、コタツに入るとジンジンしてカユイ。
そんなのことは何ということもなかったあの頃。

火棚から下がった自在鉤にかけた鉄ナベの中には温かい果報ダンゴ。
「ホレっ」と果報の小銭が入っているらしい果報ダンゴを椀に入れる母。
横座から父がニコニコしながら「食え!果報あったが?」

あれは何月だったか忘れている。
やたらと走馬灯のようにあの頃が頭を駆け巡る。

正月に風邪で寝込み弱気になったせいか、歳が重なったせいか。
寝ながらツラツラと店は大丈夫かち老婆心が働くが、娘らはしっかりしている。
オタオタしているのは自分だけ。
やっと店に出るようになり、いつもの口が先で、イスに尻が付きっぱなしの母に、安心と、ア~またうるさいという表情の二人を前に、やっぱりここが自分の居所。
長年の習慣が途切れると心まで寝込むらしい。
もうひとガンバリ。
年齢のせいなどと言っている場合ではない。
92歳の義母に負けないよう、シャキッと、シャキッとだ。

雪が解けたたろ氷(タロヒ)に陽があたり、キラキラ光、タツンタツンとしずくの落ちる春も来る。
が、今年は温かい。
春の知らせの雪解けける様は今年は見ることができるのかという程、雪のない冬ですね。
それでも風邪の時期です。

ご自愛ください。
2020年02月17日 17:51

くすりのオーパ

〒023-0828
岩手県奥州市
水沢東大通り1-1-5

電話番号
0197-24-5439

営業時間 9:15〜19:00

定休日 日曜日・祝日

当店について

月別ブログアーカイブ

2020 (1)

モバイルサイト

くすりのオーパスマホサイトQRコード

スマートフォンからのアクセスはこちら