岩手県奥州市の漢方相談の店|くすりのオーパ

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くすりのオーパ徒然「春山にて」

春爛漫。桜の時季、おげんきでしょうか・

この慌ただしい時をくぐり、福島の「花見山」へ義母と孫、嫁、娘たちと出かけてきました。息子は仕事に「精」を出すと勤めへ。
雨の予報は、桜を観たい一心の一家に恐れをなしたのか、上々の天気。
山は桜色と連翹の黄色に染まり、地にはボケの赤。
気はソワソワと晴の日だ・

各所にお休み処もあり、60分コースの花見山。
ピカピカの一年生の孫と、御年92才になろうとするおぴいちゃんもゆっくり頂上へ。
桜の木々の間から、雪の山々を見て、「日本って良いね」(外国のことは知らないけれど)

それにしても92才の健脚には脱帽です。
「ダイジョウブ?」と息の上がった声の私に「大丈夫!」と平気の平左で答える・・・私、やっぱりバアチャンに面倒見てもらう羽目になるような気が・・・。シンパイ・・・。

帰りは温泉でホッコリ。
寝湯で「ア~。極楽極楽」

風呂上りに嫁が「パパ(息子)に家のカギを渡さないで来ちゃった!」と。
今日に限って仕事を五時に終えた息子は、延々と夜10時過ぎまで車の中。(のちほど聞いてみると、ビールを飲みたかったので、コンビニで買ってきて車の中で飲んでたよ、と)

申し訳ないと、バアチャンから順番に電話で平謝り。
「イヤー。楽しかったら良かったよ」とやさしい返事に「ほっ!」
「この穴埋めは必ずするからね!」と言った口も乾かぬうちの数日後、再び息子に頼んで福島へ。

「伊藤若冲」を見に付き合わせることに。
誠に親孝行な子等を持ったと、平成最後のワガママバアバです。

令和の時代も、こんな無理に付き合ってもらえるように元気でいなければならんのですネ。

令和といえば、お客様に「おめでとう。レイだね」とお祝いされた??(私の名前は玲子)
令和は良い年号だねなどの談義になった。

野党のどなたかは「命令」の令とは!とご立腹とか。
「令」とは「令婦人」とか「ご令息」とか、他人を敬う時に使う字だそうですよ。
令は「命」の元の字であると白川静さんは書いておられます。
いいではないか。
神のご選択を受けるときの人の形という象形文字(儀礼用の帽子をかぶってひざまずいている様子)とも。

こんなことにまで難癖をつけるとは、何と心の狭いこと。

ちなみに私の玲子の「玲」は、玉の音(鈴からきたらしい)です。
弱く生まれて生きられないかもしれないと言われた私に、父がつけてくれた名だと聞いています。

先日、とても元気な方で頼りにしていた親類の女性が、99歳の母と96歳の父を残して逝きました。
人の命ははかない。

この玉の音の「玲」は死ぬまで人間を楽しみ、人間商売をお終いにするときまで、せめて92歳の義母に迷惑をかけないよう、ボチボチ「令和」を歩いていこうと思います。

桜の時季は花冷え、そして菜種梅雨もきます。

くれぐれもご自愛ください。

 
2019年04月24日 11:05

くすりのオーパ徒然「人生の僥倖」

お元気のことと存じます。

春分です。
季節の分かれ目、冬と春の間の季節ですね。
天候も不安定、体調も行きつ戻りつします。

八年前の三月、寒かったですね。
忘れることのできない自然の力と自分たちの無力を噛み締めた日でした。
それ以後、
「絆」という言葉が目につくようになりました。
なんとおなく押し付けがましく感じて馴染めずにいたので、改めて意味を調べてみようと白川静さんの「常用字解」を開いてみました。

「絆」という字が見つからず、仕方ないので旁の「半」で探してみる。

「半」はもともと生贄の牛をう二つに分けるの意、とある。
それを網(糸)でつなぐところからきているらしい。
ネットで検索してみると「牛を網でぐるぐる巻きにする事」とある。
そんなに縛られて自由にならないなんて「絆」って息苦しい!

では、広辞苑で調べてみる。
分厚く重い。開きにくい。それにしても字も小さい(一万数千円もした気がするが、そのためほとんど開いていないのだった)

そこには、断つのに忍びがたい思情、離れがたい情実、絆し(ほだし)等々。。

「ふ〜ん、情にほだされるとはここからくるのかな」
うちの娘達も断つのに忍びがたくて今ここにいるのか?と納得、したような。
まっ、情にほだされて一緒にいてもらっているとしても、日常の日々は穏やかで、一人暮らしの淋しさを覚えることもなく、幸せではある。

せっかくなので「幸」という字も次回で成り立ちを引いてみた。

「幸」とは刑罰の道具で両手にはめる手枷の形からきた、とある。
手枷の刑ほどの軽い罰で済んだなら、それは「僥倖である」という。
思いがけず、重い刑罰を免れたという意味らしい。

手枷なんかはめられたら、私ならブーブー不満を言うところを。「それですんで幸い」とはなんと前向きなことか。
「幸」という字が喜んでいるようです。

娘から「たくさん働いてお母さんの老後の面倒をみるから安心してね」などと涙の粒が二つ三つ溢れるようなことを言われても
「とっくに高齢で老後なんだけど、まだ働いてるよ」と憎まれ口をたたくのは「僥倖」噛み締めることのできない私ということか。

今年の春彼岸にも「お母さんいる?」という嫁からの電話に
「何の用?」というわたし。
「お墓まいりに行こうと思って」という健気な嫁に
「あっ!(また)忘れてた。。。出かけてる。おばあちゃん(私の姑)と墓まいりお願い1」という姑ヅラができるのも又幸せなことです。
人生の僥倖を手に入れた、ということでしょうか?

風に流されて雲が飛んで、隙間から青空が出てきた。
青空がある。

それだけで暖かい春はすぐそこ、と思ってしまいます。
とはいえ、まだ寒い日もあります。
どうぞご自愛ください。
 
2019年03月26日 14:10

くすりのオーパ徒然「雛人形」

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お元気でしょうか。
雪が消えて、いつもの年より早い春の様子です。
もうすぐ3月ですが、陰暦ではまだ一月。
数十年でこの気候の変わり様に「暖かくて良いね」などといっていると「ボーッと生きてんじゃないよ!」とチコちゃんに叱られそうです。

長女の生まれた四十数年前はビリビリと寒くて手がかじかんで、春は来るのかとほんとうに待ち遠しかったものです。(この頃やたらと昔を思い出す!ヤバイかしら)
あの頃は二月は「ひな祭り」のため「「おひな様」を飾らなくてはならない。
反射ストーブひとつの部屋で冷たい七段飾りをこしらええるのはとても憂鬱なことこの上ない。
腿の間で手を温めつつ、一段ずつ、一部屋占領するひな飾り。

娘が嫁に行くときに「きめ込み人形」をもたせたいとひそかに思っている嫁と、孫を喜ばせたいと七段をと思うジイジとバアバ。
お嫁のひそかな希は、ある日届いた大きな箱でチョン。
それから毎年、二月の寒い時の飾り付けは辛かったなあ。
次女が生まれた時は飾るところもなく、その後ズーッとおひな様は箱の中。
長女にはこの七段飾りを、じじょにはきめ込みをもたせて〜♩という期待も虚しく、二人とも家が居心地良いとドッカリ腰を落ちつかせている。

そのおひな様を、今年思いついて飾ることにした。
箱の何年も入れられて、うす暗く寒いところはしんどいだろうと取り出す。
お顔を包んだ紙をとってみると「ウ〜ン、なかなか良いお顔ではないですか。」
せめて男雛と女雛を飾ろう。

3月3日にはまた箱にお戻り頂き、娘に持たせて嫁に出すことをひそかに願うが、きっと二人の箱入り娘達はここを「居心地いい〜」と言うのだろう。
「ま、いいか」倖せならば(にしも早めにしまおう)

オーパの様々な出来事を箱の中から見ていたかもしれない人形達は、店の正面に鎮座して、なかなか風情もある。
わたしの楽しみとして、毎年飾ろうかとながめています。

梅と桜と腿が一緒に咲きそうな今年。
暖かくても季節の変わり目は注意が必要です。

木の芽時になりますと「神経痛」「皮膚病」「アレルギー」「だるい」「のぼせる」「不眠」等、不調が出ます。
暖かい気を少しずつ身体に取り込むために、そろそろ活動的になりましょう。
身体が慣れてくると、正しい方に直っていきます。

また、こもった気をはらすのには苦味が欲しいのです。
「ふきのとう」「菜の花」等で解毒をし、無理のない範囲で動き出しましょう。




 
2019年02月25日 17:32

くすりのオーパ徒然 「ネット違い」

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明けましておめでとうございます。お元気でお過ごしでしょうか?
 

大寒です。大雪、今年は暖冬と、どこぞの気象予報士さんが申しておりましたが、今日も降っています。

コンコンと、時折、横なぐりの風が雪を立ち上がらせ、吹雪となっております。
 

シワもたるみもないピッチピチの小ちゃい頃は、雪が降ろうが風が吹こうが外に出て、木のソリで崖の横の坂を手綱捌き(?)も鮮やかに滑りおり、灰色の空からクルクルと廻りながら暗闇から湧きでるように降ってくる雪をあかず見上げて、新雪の時は顔からバッタリ倒れて、雪の中の顔の型をうれしがり、山際のタロヒ(ツララ)を口に入れ、一日中遊んだ。

冷えた体は炉の火が暖めて、秋に拾った栗は火棚で干している。それをうつぶせになって食べ、うつらうつらと横になる。
 

あ〜あ。あんなにも冬は好きだったのに、歳を重ねた今はブルブルっと身体をひとふりし、窓の外の降る雪をうらめしく見やる。

特に冬の寒さは、痛み、不眠、やる気が出ない、むなしい、と季節の病がムクムク出てくる。辛い不調が言わせるのだろうが「生きるの辛い!」とおっしゃる方も多い。
 

歳を重ねるということは、背も丸くなり胸も内側に入り、内蔵の血行も悪くなる。そうすると気も開かないので、様々な苦情がでてくる。そして面倒になる。

私も年月を経てきた腹や顔面は引力に逆らえず(怠慢とあきらめも入り)たるんでくる。(気も)鏡をみるのも勇気のいることだ。

特に温泉では同士が居ると安心する。そんな時、チラッと鏡を見る。ウン?!これ自分?同士ではなく本人である。
 

マっ、一度も「ワタシ、イケテルカモ」などと思ったことはないけれど、我が姿にガックリと気が落ちる。この時、胸がふさがる。不安、不満がふさがる原因だ。なんだそんなこと、と上を向きエラそうにすることも自分を励ます助けになる。
 

さらに言動もチグハグになる。先日もお客様に「洗顔はネットで」と話していたら「エッ?!」「ポカーン!?」と。

イントネーションが違ったらしい。

ネット通信のネット(ネを下げて話す)と考えたらしい。「ネ」を上げて話すと「泡立てネ↑ット」になる。娘にも大いに笑われた。ネ↑ット……ネ↓ット…。フーム、これ歳のせい?不満である。
 

ちなみに「ネット」(通信)はやる気しない。というより面倒。

またAIとやらは人間を白痴にすると心配している私はせめて文字位は親から貰った手で書くものと思っている。(負け惜しみもあるが)若い人に笑われてもユメユメ、ネットなどに踊らされてたまるか。と軽くいなしておきましょう。
 

不眠も不安も痛みも、今ここに居るからであり、ピチピチの時を経てショボショボの時に来たのであり、様々なことを乗り越えて来たと胸をはり、日々の中で嬉しいこと、好きなことをみつけて、オマケかもしれない今を満喫すべきです。

春になると土も黒々となり、草木もサワサワと葉を伸ばし、景色も明るくなる。

予定を作って一歩外へ。
 

「生きるのつまらん」はおいてけぼりにして、口の端を上げて時季を楽しみましょう。

草木は「楽」に「草」をつけて「薬」になります。温かく暖かくしてお過ごしください。

 

 

 

2019年02月08日 14:28

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2019年02月07日 09:15

くすりのオーパ徒然 「登りより降りが効く」

お元気でしょうか?

朝晩急に寒くなり、庭の木々も落葉し、手もちぶさたのような立木と落ち葉のカサコソの音に、心まで余計寒さを感じる時季となりました。
 

紅葉の季節から白の季節への橋渡しの準備のはじまりの暖かい十月に山形への小旅行がありました。

月山の五重の塔、内部を公開中という丁度よい日に出会わせて頂いた。

何百年と耐える建物の心柱。藤のツルで柱をしばり塔の真ん中を貫き、支える。
 

まさに中心の柱。(神柱といいたい)のたばって見るその柱は年が経つ程、ギリッとしまる藤のつると共に、地の揺れにもみだすことなくその地にしっかりと塔は建っていた。

日本人の技術に私はちっとも関わっていないけれど、何と誇らしい!!

良いものをみせて下さったと計画した仲間に感謝!!
 

帰路は足腰には登るより降りるほうが楽だよ~と誰かが言ったが、イヤイヤ、降りる方が負担だよ、と思いつつ私は大丈夫とトントンと調子よく降り、何ごともなくバスの人となった。

その後、予想もしない事件が我が身に起きる。
 

宿に着き、バスを降りる時、モモとフクラハギに「うんっ?」と違和感。ヨッコラ、ギックラと歩いていないとモーレツに痛い。

どうした事か。誰かが「あの階段、2千4百何段もあったんだって」と。

「・・・早く言ってよ!」も後のマツリ。

このふくらはぎは前日90歳のデイサービスで運動なさっている方と少々スクワットをしたのと、あの月山の階段のせいか?

それから4、5日動きは操り人形のようになり、娘たちは笑うやら冷やかすやら・・・。
 

にしても痛イ。ムッムッ。
 

小学生の頃、運動会が嫌いでピストルが鳴ったら校門に走ったよね、と担任に大人になってから言われる程運動オンチ。

腹筋など一度として起き上がれたためしがない。しかし、このあやつり人形のようになる体はどうにかしないとピンピン一週間コロリは夢の又夢となる。

幸い一月から店で「イスヨガ」を計画している。

片隅でお客様と一緒に動ければとひそかに楽しみにしている。
 

三十分ほどというので、足腰も肩にも、気にも顔のたるみにも、筋肉のたるみにも良いらしい。適度な運動。これは大事と実感した旅でした。

お気が向きましたら「イスヨガ」にいらして下さい。
 

今年も無事過ぎようとしています。

来年も同様よろしくお願いいたします。

足首温かくし、この寒さに負けないようにどうぞご自愛ください。

 

2018年11月30日 14:05