岩手県奥州市の漢方相談の店|くすりのオーパ

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くすりのオーパ徒然「ピシッとした人生」

お元気でしょうか。

あじさいが青としてまだある。

例年ならば夏の陽ざしの中でしんなりとして、出番はそろそろ終わりという風なのだろうに、明日も曇りらしい。
明るくサンサンとの太陽のもとで汗をかきながら、西瓜をがぶり、生のキュウリを味噌ごとパクリ。
湧き水のひんやりがが気持ちの良い夏はもう少し待とうか、とボンヤリ考えていたある日、ギンギラギンの若い時もあった我が人生に日暮らしの時期だよ、と再確認の通知が届いた。

これでもかと「高齢」という文字のついた通知書。
検診だの、高齢者用の保険証、年金が減るだと?これでもかと。
しかし今回は「高齢者講習通知書」。
余計なお世話とは言わない。
大事な通知書。
フム、特にこの頃、脳が私の思いとは違う勝手な物忘れでヘキエキもしている。
有難いことです。

思えば20代から約53年ほどの運転歴。
当時女性の運転はあまりない。
しかも「クラウン」などという高級車。
対向車のトラックからヒューと口笛が聞こえた(ような?気のせい?)時もあり(もちろんクラウンは自前ではないが)さっそうと風になっていたような気になっていた。
今、高齢という通知をしょっちゅう聞くとすっかり日暮れの年齢と言われているようで力が抜ける。
いずれにしても行く道だし、分かっています。

マッ、この頃の運転は以前にも増して道端の草木や鳥、空に目が行く。
いわゆる脇見運転。自分としても反省。
友人の車に乗るとお喋りに花が咲き、脳と目はおろそかに。

「ねえ、今の赤信号だったよね」
「うん?曲がる方は青だったよ」
「イヤイヤイヤ」

クラッチがあり、左足でフムブレーキの車に乗っていた名残か、私の左足は妙に力が入る。

それでも車は足。
早めの講習を申し込もう。

足がないと孤独な老人になりかねない。
そのうちホームに入り、風呂、メシ、掃除も人任せ、自力でやることは夜寝るときに目をつぶるくらい、というのはもう少し先で良い。
人生の日暮れの時とはいえ、自分の足で歩いて活動することこそ生きている気がする。
空気のおいしさを感じ、茜の空に感動し、外見はシワクチャでも心はピシッとありたい。

歩けなくなってもピシッと青い空を見たい。
若いもんには順番だから、とオドシ(?)をかけて、くれぐれも少しの迷惑ですがよろしく、と。
ご先祖からの生を堂々と歩きたいものです。
若い者もご油断なく。
あっという間。
ウロウロしているうちに日暮れになるよ。
ゴミ袋にスーパーの総菜のトレーが一杯では体が可哀そう。
少しでも手を加えたものを口にして、老いた者から生きるための智恵を頂いた方が、楽しい人生だよ、と老婆心ながら言っておこうかな?
ピシッとした人生を送るために。

 
2019年08月06日 13:45